コラムVol.2|Webマスター向けTips | Discover Bing

Web マスター向け Tips

Vol.2翻訳ウィジェット:サイトを世界中に広める

2009年2月、Microsoft Research Translatorはウェブサイトのページを異なる言語のビジターに提供できるようにする独自の技術、Translatorウィジェットを発表しました。このTranslatorウィジェットがほかの翻訳ウィジェットやガジェットと異なる点は、ページを翻訳プロキシサーバーに転送することなく、ビジターに翻訳バージョンを提供できることです。その発表以来、数千のサイトがTranslatorウィジェットを使用して、世界中の多くの人に見てもらえるようになっています。

BingInternet ExplorerOfficeで使用されているのと同じ機械翻訳技術をベースにするこのTranslatorウィジェットは、非ネイティブの訪問者に、無償で" 簡単な機械翻訳(gisting) "体験を提供します。機械翻訳は、プロフェッショナルな、または人間によるローカライゼーションの代わりにはなりませんが、ページ上のコンテンツの大まかな要点(gist)を、原文を読めない人たちに伝えることができます。翻訳エンジンは、より高い品質とより多くの言語をサポートできるよう常に研究が続けられています。この分野のわたしたちの研究者が行っている先駆的な研究についての詳細は、Microsoft Researchの 「Translator group's site 」を参照してください。このウィジェットは、オンデマンド翻訳の形態を取っており、サイトに負荷をかけることなく、最新の翻訳をビジターに提供することができます。

このウィジェットの使用は、JavaScriptコードのスニペットをサイトにコピーアンドペーストするのと同じぐらい簡単です。また、widget adoption portalで自サイト向けにスニペットをカスタマイズしたり、生成したりすることもできます。このコードスニペットをページの適切な場所にペーストすると、ユーザーがあなたのサイトを開いたときに、そのブラウザで設定されている言語のTranslatorウィジェットがページ上に現れます。ウィジェットのユーザーインタフェースをローカライゼーションすることで、サイトの訪問者は常に、「Translate this page」というタイトルを自分の言語で見ることができます (以下の画像を参照)。また、Bingの翻訳チームは、"自動 "翻訳アドオン機能の追加を予定しており、これを利用すると、ビジターがサイトを訪れたときに、そのページが自動的にブラウザの言語に翻訳されるようにウィジェットを設定することができます。

翻訳が開始されると、ページは「プログレッシブレンダリング」という技術を使用して翻訳され、ビジターはページ全体が翻訳されるのを待つ必要がありません。また、サイト内の別のページに移動すると、そのページも自動的に翻訳され、ビジターにシームレスな体験を提供できます。画面の上には、プログレスバーとそのほかのコントロールも表示されます。また、翻訳後、翻訳された文にマウスカーソルを重ねると、以下のように、原文を示すツールチップが表示されます。これは、ビジターが原文の言語を多少なりとも理解できる場合に役立ちます。

このウィジェットの別の興味深い機能は、既に翻訳されたページへのリンクを共有できることです。既に特定の言語に翻訳されたサイトを訪れるビジターは、そのページの翻訳バージョンへのリンクを共有することができます。そのリンクを受け取った人がこのリンクをクリックすると、まずそのページに飛び、その後、彼らの言語に翻訳されます。たとえば、ページ(http://viks.org/2009/06/11/instant-translations-in-bing/)のURLの最後に#mstto=esコードを加えることで、このページを自動的にスペイン語に翻訳することができます。(http://viks.org/2009/06/11/instant-translations-in-bing/#mstto=es

さぁ、すぐにでも、このウィジェットをダウンロードして、あなたのサイトを世界中の人に見てもらいましょう!

このウィジェットの機能についての詳細を知りたい方は、Translatorチームのブログを参照するか、Translatorユーザーコミュニティに参加してください。

Microsoft Research、シニア・プロダクト・マネージャ、ヴィクラム・デンディ
(Vikram Dendi)