SEM Vol.8|Webマスター向けTips | Discover Bing

Web マスター向け Tips

Vol.8 リンクを役立つものにする(1/4)

リンクは良質なウェブサイトを構築する上で不可欠です。このことは「良いリンク、悪いリンク、醜悪なリンク、第1部第2部」でお話ししました。しかし、サイトアーキテクチャーの観点からリンクをどのように管理するかによって、サイトが酸欠状態(参照トラフィック不足)になるのか、それとも健康で盛況になるのかという違いとなって表れてきます。だからこそ、検索エンジン最適化(SEO)を施す必要があるのです。より多くのコンテンツをインデックスしてもらうためには、検索エンジンクローラー(別名ロボット、ボット)に効率的かつ効果的にクロールしてもらう方法について学ばなければなりません。そこで今回はウェブサイトのURLと、そこに含まれるリンクを最適化する方法について見ていきましょう。

ホームページURLの正規化

正規化の概要と、正規化と大規模サイトの問題との関係は非常に重要なことなので、最初に簡単に説明したいと思います。検索エンジンは、ページランクをURLに付けます。次の表を参照してください。

mysite.com www.mysite.com
mysite.com/ www. mysite.com/
mysite.com/default.htm www.mysite.com/default.htm
www.yourhostprovider.com/~mysite www.mysite.com/en/us/

これらのURLはどれもmysite.comドメインにある同じデフォルトhtmページを指しています。しかし、それぞれのURLの記述形式が異なるため、検索エンジンは各URLを別々のページとして認識してしまいます。その結果、本来一つのページに集まるべきリンクジュースが各URLに分散されてしまい、サイト全体のリンクジュースを薄めることになります。正規化という概念は、ホームページに使用する正規のURL形式を一つ指定し、そのことを検索エンジンに伝える手段です。一度URL正規化を設定したら、そのURL形式を内部リンクで一貫して使用するようにしてください。

しかし、インバウンドリンクについてはどうでしょう? 自サイトにリンクを張ってくる他サイトのリンク記述形式を完全にコントロールすることはできません。でも、そのためのトリックがあります。サイトのホームページにアクセスするすべてのURLに301リダイレクトを設定し、正規のURLに転送させるのです(移動したページを転送する301リダイレクトの設定については、「Vol.7 サイトアーキテクチャーとSEO、ファイルとページに関連する問題」を参照)。すると検索エンジンは、それまで複数のURLに与えていたリンクジュースを新しい正規のURLに集めるようになります。301リダイレクトを使用すれば、複数のURLに分散されていたリンクジュースを正規のURLに集約し、そのURLのページ評価を上げることができるのです。