SEM Vol.22|Webマスター向けTips | Discover Bing

Web マスター向け Tips

Vol.22 あなたのサイトのランキングに不満はありませんか?パート2

サイトの見直しに関する連載ブログの パート1 では、希望のランクを得るために、サイトの見直しでは何を行い、それはなぜなのかについて網羅しました。あなたがユーザーと共有するための魅力的なコンテンツを持っていれば、あなたのサイトを見つけて欲しいと思うはずです! ウェブ上にある多くのウェブマスターツール(たとえば Bing Webmaster Center ツール無償のSEO Toolkit )をインストールしたり、登録した後、何がサイトの適正なランキングを妨げるかを確認開始の準備ができました。このブログでは、可能性のあるオンページの問題についていくつか見ていきます。

目的のキーワードにフォーカスしよう

検索エンジンがサイトのランク付けに使う基準は、検索クエリで使われるキーワードとの関連性に大きく依存します。ですので、ページ毎のコンテンツで、あなたのサイトが目的とするキーワードを見極めることは、それらのパフォーマンスを評価する際の鍵を握ります。

ブレーンストーミングの時間です。まだキーワードとキーフレーズのリストがなければ(ほんとに?)、直ちにコンテンツページ毎のリストを作ってください。リストがあれば、それらのキーワードやキーフレーズがあなたのサイトにとっていまだに最良のものであるかどうか、過去の仮説を問い直してみましょう。キーワードリストの作り方の詳細は、 正しいキーワードを選ぶ秘策 のブログをご覧ください。

インターネットには多くの有用な キーワード検索ツール があります(無料のものもあれば、そうでないものも)。それを使って、これらの重要なリストを作って更新します。 Microsoft Advertising Intelligence という、Microsoft adCenterが提供する無償のキーワード作成&分析ツールをあなたのウェブサイトのツールボックスに加えることをおすすめします。

サイトのキーワードリストを作成しながら、検索のロングテールで見つけられる、それほど競争の激しくないキーワードと、あなたの業界で人気の少ないキーワードで誰にでも明確なもの(ライバルにとっても)と、どちらが有意義か検討します。このコンセプトについては、 Chasing the long tail with keyword research のブログで詳しく話します(そこでは、Microsoft Advertising Intelligenceツールの使い方についても説明しています)。

キーワードリストができたら、仮説をテストしてみましょう。いくつかブラウザーウィンドウを開いて、ユーザーが使う検索エンジンに行きます(まずは Bing をお試しください!)。これらのキーワードのクエリで、あなたのサイトがどこに表示されるかを見ます。キーワードを別の組み合わせにして再度トライします。リストのキーワードのいくつかが、あなたのサイトの各ページで使われていなければなりませんし、各キーワードが少なくとも1ページ以上で使われているべきです(すべてのページですべてのワードを使うことは避けてください!)。この見直し作業の中で、生産性の低いページや足りないキーワードを見極めるようにしましょう。

クエリテストを行い、あなたのサイトの各検索エンジンランキングで、各キーワードがどのように影響しているかに注意します。リストのトップですか? 最初のページの上位10にありますか? あなたの望む位置でなければ、この問題が特定できたのですから、その修正のための正しい方向に進んでいます。

サイトの見直し作業: サイトの各ページの対象となるキーワードのリストを作り、これらのキーワードの最適化前のパフォーマンスをチェックします。検索のロングテールにあって、あまり頻繁に使われないキーワードも対象としましょう。

コンテンツこそ法貨です

前にも言いましたし、何度も繰り返しますが、検索エンジン結果ページ(SERP)で上位表示されるためには、魅力的でオリジナルなコンテンツが必要です。どんなコンテンツでも良いのではなく、インデックスできるコンテンツです。検索ボットが読めないスクリプトやマルチメディアテクノロジに拘泥されるべきではありません。あなたのお気に入りのボットに食べさせましょう!

あなたの分野における専門性を示すチャンスを見つけましょう。書けるなら、あなたの経験について書きましょう。または、おすすめリストを提示しましょう(適切なトップ10リストが好きでない人なんていますか?)。カメラマンなら、撮影した美しい画像を載せましょう。アーティストであれば、作品のいくつかをアップロードしましょう。自分だけに限定せず、フォーラムやブログのようなユーザー生成コンテンツ(UGC)で読者に有益な情報を提供し、サイトへの貴重なインバウンドリンクを増やしましょう。それはサイトのランキング上昇につながります。このようにして好循環が生まれることは良いことです。

キーポイント:冒頭で話したキーワードについて覚えていますか? これらのキーワードは、あなたのページのテキスト内で使われているものでなければなりません。テキストベースでない、マルチメディアコンテンツを載せる場合は、それを説明するキーワードを含んだメタデータを必ず追加してください。テキスト形式で示されていなければ、検索者はサイトにどのようなコンテンツがあるか知る由もありませんので、それを<body>、<meta>、あるいはalt textに入れます。サイトのコンテンツの作り方に関する詳細は、 Are you content with your content? のブログをご覧ください。

コンテンツをうまく作成するポイントは、人間の読者をターゲットにすることです。人々のために書かれた役立つコンテンツこそ、検索ボットが探しているものであり、最も重視するものです。しかしながら、見せかけのランキングを上げるために検索ボットをターゲットにすると、結局、ウェブスパムと見なされる可能性があります。そうなると、なんらかのペナルティが科されてしまい、SERPでランクが低くなったり、インデックスから完ぺきに追放されることにもなりかねません。どのようなコンテンツがウェブスパムと判断されるかについての詳細は、 タマゴ、ベーコン、スパム、スパム、さらにスパムページレベルのウェブスパムによる有害行為 をご覧ください。

サイトの見直し作業: ページのコンテンツをチェックし、対象キーワードをボディのテキスト内で使っていることを確認します。UGCベースのページなど、サイトにオリジナルなコンテンツを加える方法を探しましょう。

メディアコンテンツに対する安全策の提供

超クールなアニメーションやビデオで人間の読者を驚かせたり、 Microsoft SilverlightAdobe Flash のようなリッチ インターネット アプリケーション(RIA)技術を使った美しいウェブベースのアプリケーションを援用したい場合は、どうすればよいでしょう? もちろんできますが、ついていけない人たちのことを忘れてはいけません。何らかの理由でSilverlightやFlashのコンテンツにアクセスできない人たちを見捨てたくはありませんよね。(この警告はAJAXやJavaScriptテクノロジにも言えることです)。

なぜダウンレベルのユーザーを気にしなければならないのでしょう? なぜならば、検索ボットも、これらの技術を使ったコンテンツにきちんとアクセスできないユーザーだからです。あなたの超クールなコンテンツを検索ボットが読めないとしたら、彼らには何が残されるのでしょう? 答えは「何もない」です。これがあなたのサイトとしてインデックスされるのです。おそらく、これはあなたが意図していることではないでしょう。

テストです。以下の状況でウェブブラウザーを使ってみましょう。

  • 画像の自動読み込みを不可にする
  • JavaScriptを不可にする
  • Silverlightを削除する
  • Flashを削除する

要はブラウザーをテキストのみに対応させることです(代わりに SEO-Browser のようなツールを使ってテストします)。あなたのウェブサイトにアクセスしてみてください。何か見えますか? 何も見えなければ、追加のコンテンツ作成を行う必要があります。必要なことは、キーワードを含む、テキストコンテンツを追加することです。これは、最初の超クールなコンテンツが見えない時に表示されるものです。このコンセプトについては、 Illuminating the path to SEO for Silverlightのブログで詳しく説明しています。

サイトの見直し作業: 高度なコンテンツ表示を採用しているページをチェックし、その代わりとなる、有益でキーワードを含む、テキストベースの(インデックスできる)ダウンレベルのコンテンツが提供されていることを確認します。

<head> タグでコンテンツの注意喚起

サイトの見直しの際、サイトの各ページをチェックするときに重要なエリアは、すべてのHTMLページの最初にある<head>タグのメタコンテンツです。サイトの各ページの<head>タグには、必ず<title>と<meta>のディスクリプション(説明)タグが含まれていなければなりません。

各<title>タグのコンテンツは、それ独自のもので、ページのコンテンツに直接関係のあるものでなければなりません。同じ事が<meta>ディスクリプションタグにも言えます。チェックしながら、これらのタグで各ページの対象キーワードを使っているかどうかを確認します(もしそうでなければ、修正してください)。ボットはこれらのタグのコンテンツを使ってページの文脈上のテーマを定義し、この定義に基づいて、ページを説明するために、これらのタグで使われたワードやフレーズを、ページとの関連性を評価するキーワードとして特定します。この極めて重要なタグで一般的な決まり文句のテキストを使っている場合(あるいはテキスト無しの場合)、そのページが何に関するものであるかをボットに伝える基本的な機会を逸することになります。

これらのタグ内のコンテンツはボットに極めて重要であると判断されるだけでなく、人間の読み手にも価値を与えます。サイトがSERPにリストされたとき、ユーザーはブルーラインのハイパーリンクに現れるこれらのタグや、そのページが提供しているコンテンツを描写するスニペットを目にします。ここで魅力的で参考になる描写を提供しなければ、あなたのサイトの超クールなコンテンツを誰も知ることがないでしょうし、SERPリンクをクリックしてあなたのサイトにアクセスする人もいないでしょう。なんてもったいない! このテーマについては Head's up on <head> tag optimization のブログをご覧ください。

<title>や<meta>といったディスクリプションタグを書くときに覚えておきたいコツを以下に記します。

  • そのページの対象キーワードをこれらのタグで使いますが、常に人が論理的に読めるようなテキストで書きます。
  • 少なくとも検索エンジンに関しては、単語の順番が大切です。最も重要なキーワードを最初に用います。
  • 特にタグの最初では、よくある一般的なものを避けます。その代わり、ページのコンテンツに即した正確で適正な描写にします。
  • これらのタグに決してキーワードを詰め込み過ぎないように注意します。

サイトの見直し作業: 各ページの <title> と <meta> をチェックし、ユニークで対象とするキーワードコンテンツが含まれていることを確認します。

ヘッダー(タグ)に頭を使う

キーワードページで考慮すべきもうひとつの有用な要素は、<body>コンテンツで使われるヘッダータグ、具体的には<h1>タグです。各コンテンツページでは、必ずひとつの<h1>タグを持つようにします。ゼロでも二つ以上でもダメです。そのタグのテキストは、表面上は、目に見えるページのトップで、タイトルとして機能しなければなりません(ページコードの<title>タグと混同しないように)。それは、ページコンテンツのテーマを明らかにするものです。人間の読み手には、ページのテーマを定義するタグとして重要ですが、そのテキストコンテンツはSEOバリューを持ちますので、ここでも対象キーワードを使いましょう。また<h2>等の低レベルのヘッダータグも追加的に使えますが、これらのタグはSEOバリューの点でそれほど重要性が高くありません。

サイトの見直し作業: コンテンツページをチェックし、<body>テキスト内に1つの<h1>タグを使っていて、それがページの対象キーワードを用いていることを確認します。

アンカーしよう

<h1>タグがボットのためにページのテーマを定義するのを手助けするように、アンカーテキストも、リンクされたページのテーマを定義するのに役立ちます。あなたのサイト内のページ同士でリンクを張っている場合、一つ二つのキーワードを全体のページに関連づけるチャンスを無駄にしないように! リンクにキーワードを含む描写的なテキストを用いましょう。アンカーテキストに"click here(ここをクリック)"のような意味のないテキストを使わないこと。これを使っても、参照されるページのコンテンツについては何も伝えません。

サイトの見直し作業: ページをチェックして、アンカー(リンク)テキストで、キーワードを含む描写的なテキストを提供していることを確認します。特に、サイト内のページ同士でリンクを張り合っている場合です。

<img> は(altテキストを含んでこそ)すべてです

ページコンテンツに画像を含んでいますか? ビジターに読んで欲しい重要なテキストコンテンツを画像で伝えていませんか?(会社名や住所など、非常に重要なテキストメッセージが、画像の中でのみ提供されているのを良く見かけます)。もしそうであれば、そのコンテンツは検索ボットが見過ごしている可能性があります。検索ボットは画像コンテンツを私たちが見るようには見えないのです。そこに何が示されているかボットに理解させるために、<img>タグには必ずalt属性を用いるようにしましょう。alt属性を使うことで、タグ付けされたキーワードとページのコンテンツ画像を関連づけできます。

画像を使うときのコツ

  • コンテンツのない画像はalt属性を付けなくても結構です。たとえば、スペースを埋めたり、色を伝えたりするものです。
  • 検索ボットに画像の意味を詳しく伝えるために、描写的なファイル名を用います(たとえば、一般的で意味のないimage001.jpgではなく、corvette.jpg)
  • ファイルサイズを最小にするために必要最低限の解像度を用います。妥当な画像クオリティとページの読み込み時間のバランスを取ることが狙いです。
  • 高解像度が必要なページ(特に数字がたくさんの場合)、低解像度のサムネイルからリンクし、それをデフォルト画像として用います。
  • インデックスしてもらいたい重要なテキストを画像で代用してはいけません。

サイトでの画像の用い方に関する詳細は、 Images and Flash and script, oh my! のブログをご覧ください。

サイトの見直し作業: 画像をコンテンツとして用いているかページを確認し、<img>タグのalt属性で、有益なキーワードを含む(インデックス可能な)テキストを提供してください。

次回は、サイトが上位表示されるのを妨げるサイト関連の問題をいくつか見ていきます。どうぞお楽しみに。

-- Rick DeJarnette, Bing Webmaster Center