SEO Vol.1|Webマスター向けTips | Discover Bing

Web マスター向け Tips

Vol.1 動画コンテンツの饗宴はmRSSの恩恵

インターネット検索で昔から言われていることの一つに「コンテンツは神様です」というお馴染みの金言があります。偉大なコンセプトですが、実際、その前提がかなり先に進んでしまいました。あなたのサイトがテキストベースのコンテンツで溢れていれば、検索エンジンのボットは簡単にクロールしてインデックス化でき、そのコンテンツがページランキングをかせぐというメリットから、適切で価値があるという話なのですが、今は2010年です。街中がテキストで溢れているわけではありません。あなたのサイトが、動画コンテンツがいっぱいのサイトだとしたらどうでしょう? 検索者にとっては素晴らしい価値があるかもしれませんが、ボットにとって簡単に扱えるものではありません。ボットは、あなたや私のように見たり読んだりできないのです。ですから、ボットがアクセスできない場合(そのようなコンテンツがスクリプト内で参照されているとしたら、なおさら厄介です)、どうやってインデックス化まで到達できるのでしょう? インデックス化されなければ、検索者はどうやって見つけるのでしょう?

あなたがウェブサイトに動画コンテンツの王国を持っているとすれば、どうやって王位を主張するのでしょう? ページに動画コンテンツが埋め込まれている場合、ダウンレベルのユーザー(検索ボットも含みます)のための対策を考えなければなりません。この下位互換対策には、埋め込んだ動画コンテンツをボットが処理できるように、記述的で、キーワードリッチなメタデータと結びつけることが含まれます。最近のブログで、これらのコンセプトや詳細について書き、Silverlight向けSEOの道筋を示しました。

動画をどっさり

ところで、あなたのサイトが大規模な動画コレクションだとします。さて、どうしますか? その場合は、異なるアプローチが必要です。まず、その動画コンテンツすべてを自動的にクロールすることは、ボットには困難ですし、時間もかかります。その作業をボット自身のデバイスに任せていたら、その大部分はインデックス化されないでしょう。また、優れた下位互換対策があったとしても、Bingが検索クエリとあなたの動画を結びつけるためのキーワードやメタデータが完全に最適化されることはないでしょう。

もちろん、Bingはこの種のコンテンツをインデックス化することにとても興味があります。それでは、動画コンテンツのコレクションサイトが、Bingにコンテンツをインデックス化してもらうためにはどうすれば良いでしょう? それには、media RSS(別名mRSS)の利用がおすすめです。

基本的に、mRSSは普通のRSSフィードとよく似たデータフィードです。しかしながら、mRSSはメディアコンテンツのメタデータに特化したタグを提供しており、コンテンツの各アイテムに関するその追加的情報は、Bingのインデックスにおけるコンテンツのランキングに大きく影響します。動画コンテンツに関する具体的な情報を得ることによって、Bingはあなたが記述しているキーワードと自信をもって結びつけることができ、それによってそれらのキーワードで検索されたときにあなたのコンテンツのランクが高まるのです。mRSSを使ってBingに動画コンテンツを送信することで、あなたのコンテンツのコレクションがBingのインデックスに、完全かつ迅速に加えられることを確実にするでしょう。ただし、mRSSフィードだからといって、その動画コンテンツのランクが優遇されるわけではありません。ランクに違いをもたらすのは、mRSSフィードであなたが提供したメタデータから抽出されたキーワードの妥当性です。

代替メディアフィードに対するBingの限定サポート

一部のビデオコンテンツコレクションサイトはすでに他の検索エンジンへデータフィードを提供しています。たとえば、Yahooはユーザーへ詳細な mRSS スペックを公表していますし、GoogleはSitemapファイルでビデオメタデータエクステンションをサポートしています。これらの手段を使ってあなたのコンテンツをすでに他の検索エンジンにフィードしている場合、Bingは非常に基本的なレベルでそれらを活用できることがあります。しかし、あなたのビデオコンテンツのランクを、Bingインデックスで本当に最適化するためには、Bing mRSSフィードを作成することを強くおすすめします。私たちの検索エンジンに直接組み込めるBing専用mRSSを含んでいます。Bing mRSSフィードを使うと、すべてのクリティカルなメタデータフィールドがBingインデックスに移植され、究極的にはキーワードの妥当性の関連付けと、Bing検索エンジン結果ページ(SERP)におけるコンテンツのランキングに影響します。

Bing mRSSスペック

mRSSファイルの構成はXMLベースです。最初に、名前空間の宣言、続いて、動画コンテンツの各アイテムのタグが続きます。mRSSのタグ構造で、タグはビデオのタイトルや記述を定義するだけではありません。ビデオカテゴリ、著作権、レーティング、シーズンやエピソードナンバー、アーティストといった多くの役立つメタデータを定義できます。また、どの国がコンテンツにアクセスできるか、スマートプレビューを可能にしたり、支払いのような詳細情報も具体化できるのです。

mRSSタグのほとんどが随意であり、必須のものはごく僅かです。しかし、コンテンツのアイテムについて、より多くの情報を提供するほど、Bingは検索の妥当性を確定しやすくなりますので、歯を食いしばって、動画コンテンツが検索でヒットしやすくなるために必要な最適化を行ってください。もちろん、あるフィールドに追加すべきデータがない場合、そのアイテムにはそれらのタグを入れないようにします。空のタグがないようにしてください!

最初のビデオフィードが完成し、あなたのサイトが常にそのビデオコンテンツコレクションに加えられるようになったら、小さめな第2弾を作成して発行、あなたの必要に応じて追加アップデートのフィードを定期的に発行していくべきです。フルフィード単位でリストされるアイテムの分量やファイルサイズに制限がなくても、段階的なアップデートフィードは一般に1MBに制限されていることに注意してください(約1,000の動画コンテンツアイテムに相当します)。

教えてください!

BingのmRSS 利用について、すべての動画コンテンツを扱うウェブマスターが知っていなければならない重要な注意がひとつあります。それは私たちが、あなたのmRSSフィードを自動的に収集しないということです。あなたが、Bing mRSSサポートチーム(bingfeed@microsoft.com)にコンタクトし、自身のコンテンツのフィードの検討を依頼することが必要です。Bingメディア インデックス チームがコンテンツのフィードを許可すれば、あなたとフィードの関係を築き、あなたのmRSSフィードファイルをBingクローラーがチェックするようになります。この警告は新しいBing mRSSのみならず、Yahoo やGoogleのビデオSitemapエクステンションのために開発された既存のmRSSフィードにも適用されます。私たちがあなたのサイトでフィードファイルを探す必要性を知らなければ、それらを見つけることはできません。

ドキュメンテーション

BingのmRSSタグを列挙して、この記事を異常な長さにする代わり(そんなことは決してしませんが! (^○^))、詳細を記したダウンロード可能なドキュメントにリンクを張ります。ここから、 ビデオmRss スペックビデオコンテンツに関するmRSSの有用なFAQ を網羅したドキュメントをダウンロードすることができます。BingのmRSSフィードコードの詳細なサンプルを見るために、ビデオmRSSのスペックを開き、ドキュメントの末尾を見てください。

やってみよう!

動画コンテンツの素晴らしいコレクションを持っていて、Bingに適切にインデックスして欲しいのなら、mRSSを見てみましょう。私たちが調査するコンテンツの中で、あなたのサイトが王冠をいただきたいのなら(あるいは、少なくともコンテンツをBingにインデックスされて、他の検索ユーザーも見つけられるようにしたいなら)、mRSSフィードを作成して、クローラーに見つけてもらえるように私たちにコンタクトしてください。やってみなきゃわからないよ、すぐにデジタルデビューの計画を始めなくちゃ!

次回は、サイトの見直しについての人気連載ブログです。どうぞご期待ください!

-- Rick DeJarnette, Bing Webmaster Center